みなさんご存知YouTubeに最近新しくついた「クリップ機能」。
という方も多いのではないでしょうか。
今回はYouTubeについた「クリップ」について、
- どんな機能なのか
- いつ使えばいいのか
- クリップ機能の使い方や注意点
などについて画像付きで詳しく解説していきます!
ぜひ最後までご覧ください!
共有に便利!YouTubeの新機能「クリップ」
では早速ですが、YouTubeの新機能である「クリップ」について概要を解説していきます。
クリップはかんたんに言うと、
です。
クリップ機能はその動画の中の5秒~60秒間を切り取ることができる機能です。
切り抜いた動画はTwitterにアップしたり、友達に送ったりなどして共有することができます。
これまでは動画の一部を共有するためには、スマホの画面録画機能やPCのソフトを使って録画した後に共有する必要がありました。
しかし、YouTubeにクリップ機能がついたことで、そのようなことをしなくても動画を一部分を共有できるようになりました。
画面録画の際には通知などが写ってしまうことがありましたが、クリップ機能を使うことで余計な通知などが写らない状態で共有できるようになりました。
ちなみに、作成したクリップはパソコンやスマホ、タブレットなどの端末本体に保存されるわけではありません。
感覚としては自分のYouTubeチャンネルの全体公開されない部分に動画がアップロードされ、公開されるような感じです。
YouTubeのクリップ機能っていつ使うの?
次にYouTubeのクリップ機能はいつ活躍するのかについて解説していきます!
YouTubeのクリップ機能は、
クリップ機能が役立つとき
- おもしろい場面を友達と共有したいとき
- 勉強系動画で解き方などを保存しておきたいとき
- 長時間のライブ配信の中から面白かった場面を共有・保存したいとき
- ライフハック系の動画で役に立つ場面を共有・保存しておきたいとき
などなど様々なタイミングで活躍します。
特に長時間の生配信の中から面白い場面を共有できるのはとても便利なのではないでしょうか。
一部のチャンネルではクリップ機能がない?
現状YouTubeのクリップ機能はアルファ版(開発中)の機能となっています。
そのため、一部のチャンネルや動画ではクリップ機能は使えないようです。
クリップ機能が利用できるチャンネルや動画の基準は不明です。
正式に搭載されたら全ての動画で使えるようになると思われます。
クリップ機能の使い方
ではお待ちかねのクリップ機能の使い方について解説していきます!
クリップ機能はこのような手順で利用します。
クリップ機能の使い方
- 「fa-scissorsクリップ」をクリック or タップする
- タイトルを付ける
- 切り取りたい範囲を指定する
- 「クリップを共有」をクリック or タップする
- URLを共有する
基本的には手順はパソコン、スマホ、タブレットなどの端末で共通となっています。
ではそれぞれ詳しく解説していきます!
1.「fa-scissorsクリップ」をクリック or タップする
まず、クリップしたい動画を開きます。
クリップできるかどうかは動画の評価欄の右側で確認することができます。
クリップのボタンはパソコン、スマホ・タブレットのそれぞれで以下のようになっています。
パソコンの場合は評価ボタンの右側に「fa-scissorsクリップ」があればクリップ機能を利用できます。
このボタンを見つけたらクリック or タップします。
2.タイトルを付ける
「fa-scissorsクリップ」をクリック or タップするとこのような「クリップの作成」画面が表示されます。
ここでタイトルを付けたり、範囲を指定したりしてクリップを作成します。
まず、タイトルを付けます。
「クリップを作成」内の上部に「タイトルを追加(必須)」という項目があります。
ここに任意のタイトルを入力します。
タイトルを付けられたら次の手順に進みます。
3.切り取りたい範囲を指定する
次に、切り取りたい範囲を指定します。
画面下部に下の画像のような横に長細い青い枠があります。
この青い枠で囲った範囲がクリップとして作成されます。
クリップする場所を変えたい場合は青い枠を左右に移動させることで変更することができます。
クリップの長さを変更したい場合は、青い枠の左右の太くなっている部分を移動させることで長さを変更できます。
長さは最短で5秒、最長で60秒です。
ちなみにパソコンの場合は青い枠の上にあるボックスに時間を入力することで時間を指定できます。
クリップする部分や長さを指定できたら次の手順に進みます。
4.「クリップを共有」をクリック or タップする
次に「クリップを共有」をクリック or タップします。
タイトルを付けてクリップ範囲を指定できたら右下の「クリップを共有」を押します。
これでクリップを作る作業までは完了しました。
5.URLを共有する
最後にURLを共有します。
クリップが作成できたら「共有」という画面が表示されます。
この中から共有したいSNSのボタンを押したり、URLをコピーして他の人と共有することができます。
ちなみに自分ひとりでクリップした動画を見たい場合はこのURLをコピーして保存したりする必要はありません。
実はクリップした動画は全て一覧で確認することができます。
作成したクリップを確認する方法は?
次に作成したクリップを確認する方法について解説していきます!
実は作成したクリップは高評価した動画や履歴のように一覧で確認することができます。
ここではクリップを確認する方法について解説していきます
過去に作成したクリップはこちらの2STEPで確認できます。
作成したクリップの確認方法
- ライブラリ画面を開く
- 「fa-scissorsクリップ」を開く
こちらもそれぞれ詳しく解説していきます!
1.ライブラリ画面を開く
まず、ライブラリ画面を開きます。
ライブラリ画面はそれぞれ以下の方法で開くことができます。
ライブラリを開くと履歴や「後で見る」の動画、高評価した動画などが出てきます。
2.クリップ一覧を開く
次にクリップの一覧を開きます。
これで過去に作成したクリップの一覧を確認することができます。
クリップ機能利用時の注意点
最後にクリップ機能を利用する際の注意点についてご紹介します。
クリップ機能にはこのような注意点があります。
クリップ機能利用時の注意点
- 一部の動画は共有ができない
- クリップの作成にはログインが必要
- クリップ共有時に自分のチャンネルがバレる
こちらもそれぞれ詳しく解説していきます!
1.一部の動画は共有ができない
まず、一部動画は共有できないという点です。
先ほどクリップ機能はアルファ版のため、一部チャンネルや動画でしか利用できないというように紹介しました。
しかし、これとは別に仕様として一部の動画ではクリップが作成できないようになっています。
YouTubeの公式ページにはこのような動画でクリップが作成できないと書かれています。
・子ども向けに制作された動画
・DVR を使用しないライブ配信
・8 時間を超えるライブ配信
・配信中のプレミア公開
ここに書かれているような動画はクリップ機能の仕様として利用することができません。
ちなみにプレミア公開については「【解説】プレミア公開とは何?通常の公開との違いや設定方法も解説」にて詳しく解説していますので、合わせてご覧ください!
2.クリップの作成にはログインが必要
2点目にクリップの作成にはログインが必要という点です。
クリップはYouTubeチャンネルに動画がアップロードされるような形で保存されます。
そのため、YouTubeにログインしていないとクリップ機能を使うことができませんので、注意が必要です。
3.クリップ共有時に自分のチャンネルがバレる
最後にクリップ共有時に自分のチャンネルがバレるという点です。
この点は特に注意が必要です。
クリップを共有するとそのクリップを作成したチャンネルが相手に見えてしまいます。
そのため、そこからあなたがアップロードした動画を確認されてしまったり、本名で登録している場合は本名がバレてしまう可能性があります。
しっかりと注意するようにしましょう。
まとめ
今回はYouTubeのクリップ機能について概要や使い方、注意点などについて解説しました。
クリップ機能は使い方によってはとても便利に利用できます。
しかし、注意点もいくつかありますので、しっかりと確認して機会があればぜひ使ってみてください!